2009年4月 « トップへ

2019年10月14日

矯正治療のリスクについて

矯正歯科治療の際には以下に記載したようなリスクがあります。
これらのリスクが歯の健康に支障を来さないレベルに留まるような配慮が必要です。

① う蝕、歯肉炎、歯周炎
歯磨きが不十分であると、発生する可能性がある問題です。長期間矯正装置を装着することによりリスクが高まるため、極力治療期間を短くするような配慮が必要です。
② 治療期間の延長
1.成長予測の困難性
顎骨の成長を完全に予測することは困難ですが、成長発育の量や方向および時期を考慮した治療を行うことが重要です。この判断を誤ったり、予想外の成長発育が起こった場合、治療期間が長くなることがあります。
2.不適切なメカニクス
歯の移動を行う際、矯正力が適切なものでなければなりません。さもないと歯の移動が計画どおりに進まず、治療期間が延長してしまう可能性があります。また、歯の損傷(う蝕、歯根吸収、失活)を生じるリスクもあります。
3.患者の協力不足
定期的な来院、口腔衛生、矯正装置の適切な使用等で患者さんの協力が得られない 場合、やむを得ず治療を中断したり、治療期間の延長を余議なくされる場合があります。
③ 歯根吸収の発現
ある程度の歯根吸収は発現しますが、適正な矯正力による歯根吸収は修復され、最小限に留めることが可能です。治療期間をできるだけ短くすることや歯根吸収を引き起こすような過度な矯正力はできるだけ避けることが望ましいです。
④ 歯肉退縮
 矯正治療に伴い、歯肉の退縮や付着歯肉の喪失を生じることがあります。このような現象は、歯を支えるための歯槽骨がなく、角化した付着歯肉がほとんどない場合に認められます。


2009年4月 « トップへ


コールバック予約