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2009年4月17日

治療方法は患者さまによって異なります

治療方法は患者さまによって異なります患者さまから「どうしても歯を抜かなければいけませんか?」と質問されることがあります。

ご心配される気持ちは痛いほどわかります。
当院でも"できるだけ歯を抜かない治療"を考えていますが、すべてに当てはまるわけではないんですね。

患者さまによっては、よりよい結果を得るために歯を抜くこともあります。
つまりおひとり、おひとり、治療方法が異なる、ということです。

石塚矯正歯科クリニックでは、それぞれの患者さまに適した「オーダーメイド治療」を心がけています。

治療する歯は永久歯なのか乳歯なのか? 歯や顎の状態は? 歯や顎や舌の状態は?

などなど。
さまざまなことを検討しながら、治療計画を立てます。

決して医師の考えを一方的に押しつけるものではありません。
患者さまの意見を尊重し、最終的にはご自身の希望で決定していただくのです。

それにはカウンセリングや相談の時間を十分に取り、患者さまのご希望を考慮しながら治療方針を立てる必要があります。
そのためどうしても診察できる患者さまの数が限られてきます。
細部にこだわった治療と十分な説明を行うために、今後もこの方針を貫こうと考えています。

矯正の目的は、見た目をキレイにするだけではありません。
ずれを整え、カラダのバランスを正常な状態に戻すといった役割もあるのです。
だからこそ、一人ひとりに合った治療が重要になるのです。

矯正は「治療が終わったあと」が肝心です

矯正は「治療が終わったあと」が肝心ですところで、せっかく時間とお金を費やしキレイな歯並びにしても、5年後、10年後に、以前の凸凹の歯に戻ってしまっては、今までの努力が水の泡ですよね。

当院で治療した患者さまには、いつまでもキレイな歯でいて欲しいと願っています。
ですから、矯正治療終了後も責任を持って長期間のメンテナンスを行っています。

石塚矯正歯科クリニックは、「患者さま満足度100%」のゴールを目指し、一層治療に専念していきたいと考えます。

患者さま別の治療方法

乳歯列期から混合歯科列期の治療●乳歯列期から混合歯科列期の治療
・特に抜歯に関して
乳歯のお子さんの矯正をするときは、永久歯になったときに歯を抜かずに済むような治療をします。

上下の顎の骨にずれがある場合には、顎の成長を利用して治していきます。
また顎の骨が狭く歯が生えてくる場所がない場合は、歯と顎のバランスをとるために顎の幅を広げます。

ただし治療期間が1年~2年かかるため、永久歯に生え換わってから抜歯をして治療することも可能です。

・良くある質問
Q. 今すぐ治療しなければいけませんか。
A. 不正咬合(歯の咬み合わせの悪さ)の種類によっては治療に適した時期があるため、治療開始が遅れても手遅れではありません。
ただし永久歯になると顎のずれが残ったままになり、抜歯が必要となる可能性も高くなります。

Q. 顎を広げると顔が大きくなりませんか。
A. 広げる幅は10mm程度です。
骨の上には頬の肉(軟組織)があるので、外から見てもほとんど変化はありません。

永久歯列期、大人の治療 ●永久歯列期、大人の治療
・特に抜歯に関して
歯を抜かずに済むのが望ましいのですが、すべてがあてはまるとは考えていません。

歯を抜かずに咬み合わせを治すには、臼歯(奥歯)や前歯を移動させます。
また親知らずを抜くとスペースが広がるため、臼歯を後方に移動させやすくなります。

上下臼歯の位置を改善すれば、親知らず以外は抜かずに治療することが可能です。
しかし見た目を綺麗にすることも重要ですので、小臼歯を抜歯した方がベストな場合も多くあります。

歯を抜くかどうかは顎の形や舌の大きさ、口唇や頬の緊張などを考慮した上で決めます。
最も大切なことは患者さま自身の希望です。
こちらの考えを一方的に押し付けるものではなく、治療方法と予測される結果を説明し、患者さまと相談して決めることになります。

"後戻り"を防ぐために

後戻りを防ぐためにどんなに時間をかけて矯正治療をし、キレイな歯並びと正しい咬み合わせにしたとしても、歯を動かすための装置(矯正器具)を外した後、何もしなければ、歯は元の位置に戻ってしまいます。
これを後戻りといい、矯正治療では必ず生じる問題です。

そこで矯正治療が終わり、器具を外した後は、保定装置(リテーナ)という装置を使い、キレイに並んだ歯を固定させます。

保定装置には次の2タイプがあります。
・固定式:  歯の裏側から貼り付ける取り外しのできないタイプ
・可撤式:  取り外しができて患者さまが自分で毎日着けはずしをするタイプ

可撤式の場合、きちんと使用していれば歯並びの維持に問題は生じません。
しかし着け忘れる方が多いため、当院では基本的に固定式の保定装置を使用しています。

保定期間は最低でも歯の移動を行った期間と同じ(2年)以上が必要です。

次のような場合、通常より長めにリテーナを使用します。
・まだ親知らずが生えずに残っている、顎の成長途中のような場合
・口で息をしている、舌が大きいなど、歯並びの安定に悪影響を与えるクセがある場合

後戻りと治療後の変化は似ているようでいて、異なります。治療後、短期間での変化は後戻りといえますが、長期間経過後の変化は新たな不正の発生と考えたほうがよいと思います。
そのいずれの予防にも保定は関わってきます。

2009年4月16日

「矯正専門医」による安心の治療

「矯正専門医」による安心の治療歯科矯正医を選ぶとき、何を基準に選んでいますか?

通いやすさですか? 料金の安さですか? 口コミでの人気ですか?

判断材料はたくさんありますね。
「矯正歯科」であれば、どこでも同じ......そう思っている方もいらっしゃるのではありませんか?

歯科矯正医を選ぶ際の判断基準の一つに、日本矯正歯科学会が認める"認定医制度"があります。

この制度は、戦後、矯正歯科を専門に行う歯医者さんの数が少なかったため、専門医のレベルアップを図るために『日本矯正歯科学会』が設けたものです。

『日本矯正歯科学会認定医』は、矯正専門医として相当の臨床経験を積み、一定の水準を満たすと、学会より認定され認定医証が交付されます。

認定医として高い基準が要求されているので、認定されれば矯正専門医としての信頼性も高まります。

現在、全国に約3000人の認定医が活躍していますので、矯正治療を行う歯医者さんを選ぶときは、ドクターが「認定医」かどうか、確認してみてはいかがでしょうか?

判断が難しいときは担当の先生に直接聞いてみても良いでしょう。
また待合室に「認定医証」を掲示していますので、参考になさってみてください。

石塚矯正歯科クリニックの石塚泰男院長は20年以上の経験と1000名以上もの症例を積んでおります。
認定医に登録されていますので、安心してご来院ください。

2009年4月14日

1. 叢生 (そうせい: 乱杭歯 らんぐいば)

●子供の矯正(非抜歯)
【矯正治療前】
子供の矯正(非抜歯)01
成長期にある子供の場合顎の骨の成長を利用して、永久歯を抜くことなく歯並びを改善することが可能な場合があります。

治療前は永久歯が生えそろうスペースが不足しており、乱杭歯の状態でした。
前歯も収まりきらず、やや前突の傾向を示し、口元の突出感がありました。
そこで歯列の幅を広げながら、上顎の成長を抑えつつ、大臼歯を後方に移動を行う目的でヘッドギアを開始しました。

患者さまの協力が得られたことで、約1年後には上下の臼歯の咬み合わせは改善し、全ての永久歯を並べるスペースもできました。
ここまで来ると後は歯を並べるだけです。
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【矯正治療後】
子供の矯正(非抜歯)02
18ヶ月間ブラケットを用いた治療を行いました。
その結果、歯を抜くことなしに緊密な咬み合わせと美しい口元が得られました。

【矯正治療前後の口元の比較】
子供の矯正(非抜歯)03

●成人の矯正1
【矯正治療前】
成人の矯正1-1
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【矯正治療後】
成人の矯正1-2

●成人の矯正2
【矯正治療前】
成人の矯正2-1
治療前は歯が生えそろうスペースが不足しており、乱杭歯(八重歯)の状態でした。
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【矯正治療を始めたところ】
成人の矯正2-2
上顎第一小臼歯と下顎第二小臼歯を抜歯した後、ブラケットを用いた矯正治療を開始しました。初めの状態では歯の重なりが大きく、すべての歯に装置をつけても並べることができないため、まずは犬歯から後ろの歯についてのみ装置をつけました。

場合によってはこのように部分的な矯正から始めることもあります。
約半年間重なりが減るように歯の移動を行った後、全体に装置を装着しました。
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【矯正治療後】
成人の矯正2-3
全体で約2年間ブラケットを用いた治療を行った結果、緊密な咬み合わせが得られました。

【矯正治療前後の口元の比較】
成人の矯正2-4
 

2. 上顎前突 (じょうがくぜんとつ: 出っ歯)

●子供の矯正(抜歯)
【矯正治療前】
子供の矯正(抜歯)01
上の前歯が著しく飛び出しており、唇を閉じられない状態です。
また歯だけではなく、骨格についても上顎が突出した状態です。
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【一期治療終了時】
子供の矯正(抜歯)02
成長期にある子供の場合、顎の骨の成長を利用して骨格的なずれを改善していくことが可能です。そこで、上顎の成長抑制を行う目的でヘッドギアを開始しました。

患者さまの協力が得られたことで、約1年後には上下の臼歯の咬み合わせと骨格的なずれは改善しました。

ここまではヘッドギアのみ治療に用いていますが、上の前歯が前突感が改善されました。
しかし、まだ前歯は咬み合わない状態でしたので、更に緊密な咬み合わせを達成するために、上顎のみ第一小臼歯を抜歯しました。
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【矯正治療後】
子供の矯正(抜歯)03
ブラケットを用いた治療を行った結果、緊密な咬み合わせが得られました。
わずかに口元の突出感は残っていますが、抜歯本数を減らし、治療期間の短縮を図れたことは良かったのではないかと考えます。

【矯正治療前後の口元の比較】
子供の矯正(抜歯)04

●成人の矯正
【矯正治療前】
成人の矯正01
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【矯正治療後】
成人の矯正02
【矯正治療前後の口元の比較】
成人の矯正03
 

3. 下顎前突 (かがくぜんとつ: 受け口)

●下顎前突(抜歯)
【矯正治療前】
下顎前突(抜歯)01
下へ
【矯正治療後】
下顎前突(抜歯)02

【矯正治療前後の口元の比較】
成人の矯正03

●下顎前突(非抜歯)
【矯正治療前】
下顎前突(非抜歯)01
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【矯正治療後】
下顎前突(非抜歯)02

【矯正治療前後の口元の比較】
下顎前突(非抜歯)03
 

4. 過蓋咬合 (かがいこうごう: 咬み合わせが深い)

【矯正治療前】
過蓋咬合01
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【矯正治療後】
過蓋咬合02

【矯正治療前後の口元の比較】
過蓋咬合03
 

5. 開咬MEAW (かいこう: 上下の歯が咬み合わない)

【矯正治療前】
開咬01
下へ
【矯正治療中(MEAW)】
開咬02
下へ
【矯正治療後】
開咬03

【矯正治療前後の口元の比較】
開咬04
 

6. 空隙歯列 (くうげきしれつ: すきっ歯)

【矯正治療前】
空隙歯列01
下へ
【矯正治療後】
空隙歯列02

【矯正治療前後の口元の比較】
空隙歯列03
 

7. 上下顎前突 (じょうげがくぜんとつ: 口元が出ている)

●上下顎前突1
【矯正治療前】
上下顎前突1-01
下へ
【矯正治療後】
上下顎前突1-02

【矯正治療前後の口元の比較】
上下顎前突1-03

●上下顎前突2
【矯正治療前】
上下顎前突2-01
下へ
【矯正治療後】
上下顎前突2-02

【矯正治療前後の口元の比較】
上下顎前突2-03
 

8. その他

申し訳ありませんが外科矯正症例につきましては、対応可能人数を超えているため、現在治療をお受けすることができません。

●外科矯正
【矯正治療前】
外科矯正01
治療前は受け口で、さらに下顎が右に曲がった状態でした。前歯は咬みあっておらず、食物を咬みきることが困難でした。
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【矯正治療を始めたところ】
外科矯正02
上顎第二小臼歯と下顎親知らずを抜歯した後、ブラケットを用いた矯正治療を開始しました。
手術前の矯正治療では、全ての歯を骨の中でよい位置になるように並べていきます。
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【手術直前の状態】
外科矯正03
手術後に上下の歯が咬み合うように、なおかつ骨の中で歯がよい位置になるように並べた結果、一旦治療前よりも受け口が悪化します。
これは上下の顎の骨のずれがはっきりしてくるためです。
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【矯正治療後】
外科矯正04
手術の後、さらに咬み合わせが緊密になるように矯正治療を続けます。
全体で2年弱の間ブラケットを用いた治療を行い、また手術を併用して顎の骨の歪みを整えた結果、咬み合わせが良くなったことに加え、美しい顔貌が得られました。

【矯正治療前後の口元の比較】
外科矯正05
治療前には下顎は正面から見ると右に曲がり、また横から見ると突き出した感じでした。
しかし、外科矯正によりほぼ対称性が得られ、顎の出た感じも改善されました。

【矯正治療前後のレントゲンによる重ね合わせ】
外科矯正05赤の線から青の線へ治療前後で顎と歯の位置が変化しました。

矯正治療のみでは顎の位置や形は大きく変わりませんが、外科矯正では顎の大きさから変えることが可能です。
外科矯正の場合、手術だけではなく、矯正治療も保険が適用になります。
従いまして、手術の費用を合わせても、通常の保険が利かない矯正治療よりも負担が軽減されます。

2009年4月13日

"スピード"だけを重視しない

治療の流れ成人の矯正治療は1年半から2年かかります。

そう説明すると、「え、そんなに長くかかるの!?」と、驚かれる方がたくさんいらっしゃいます。

でも、ちょっと考えてみてください。いままで治療しようかどうか悩んでいた時間やこれから先の長い人生を考えれば、ほんのわずかな時間に過ぎないと思いませんか?

私が治療した患者さまの多くは、治療を始めてから半年たつと、驚きの報告をしてくださるんですよ。

「あんなにデコボコだった歯がキレイになって、顔もすっきり小顔になりました。食べ物も咬みやすくなって、時間をかけた甲斐があります!」

このように矯正治療は時間こそかかりますが、本当にキレイになる治療なんです!

もしあなたが、できるだけ早く見た目だけをキレイにしたいと思うのなら、"審美歯科"が向いていると思います。
確かに時間をかけずにキレイになりますよね。
でも丈夫な歯を削るため歯の寿命が短くなる可能性もあるのです。

私が目指している矯正治療は、治療後5年、10年と経っても美しい歯並びと正しい咬み合わせでいられるような治療です。
年齢を重ねても丈夫で健康な歯でいられることは、いつまでも健康なカラダでいられることと同じですよね。

矯正治療に向いている方は、美しくなる喜びを感じ、豊かで実りある人生を過ごすために(QOL=クオリティ・オブ・ライフ: 生活の質)、自分のためにお金と時間をかけ、自己管理ができる方ではないでしょうか。

私は専門医として20年以上、1000人以上のさまざまな不正咬合(歯の咬み合わせが悪いこと)を診察してきました。
長年の経験と実績を活かし、最善を尽くします。

石塚矯正歯科クリニックでは、一人ひとりの患者さまに合った"オーダーメイドの治療"を行うために、カウンセリングや相談時間を十分に取り、患者さまのご要望をじっくりをお伺いした上で、治療をスタートしています。

治療の流れ

初診相談1. 初診相談(無料)
治療前の不安を解消するために、治療内容や治療方法、治療にかかる期間や費用などについて、分かりやすく説明します。
相談時間は長めの30分ですので、納得のいくまでお話をしましょう。

不安を解消することが、より満足のいく治療への近道です。
相談料は無料ですのでお気軽にご相談ください。
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2. 検査
効率のよい矯正治療を行うために、事前の検査を行います。

検査内容:歯型の採取、顔や口の中の写真撮影、レントゲン撮影 ※顎の動きや筋電図を調べる場合もあり。
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3. 診断
検査の結果を説明し、患者さまの希望をもとに診療計画を立てます。

矯正装置の種類や治療期間、予算、歯を抜かずに治療を行えるかどうかなど、患者さまのご要望を伺いながら、最適な治療方法をご提案します。
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治療開始4. 治療開始
歯を動かすための装置を取り付け、治療を開始します。使用する装置や歯並びの状態によっても異なりますが、治療完了までには成人で約1年半~2年かかります。
また1~2か月に一度通院していただき、装置の調整を行います。

2009年4月12日

矯正は「治療後」が肝心

矯正は「治療後」が肝心長い治療が終わり、わずらわしい装置を取り外して、ようやくキレイに整った歯を手に入れることができた! こんな風に喜んでいる方も多いことでしょう。

でもちょっと待って! ここで安心しないでください。


移動した歯には再び元の位置に戻ろうとする性質があります。
そのため放っておくと治療前の凸凹歯並びに戻ってしまいます。
これを"後戻り"といい、矯正治療では必ず生じる問題です。

後戻りを防ぐには長期に渡るアフターケアが欠かせません。
石塚歯科矯正クリニックでは、治療終了後5年、10年経っても理想的な歯並びが維持できるよう、責任を持って"後戻り"を防ぎます。

治療終了後、歯を動かすための装置を外した後、動いた歯がもう一度もとに戻らないために "保定装置"(リテーナ)を使って歯をその場所に定着させます。

リテーナには歯の裏側から貼り付ける固定式タイプと、自分で簡単に装着できる取外式タイプがあります。

取外式タイプは快適そうに感じますが、装着したりしなかったりといった患者さまもいらっしゃるため、当院では、歯の裏側からワイヤーで固定させる固定式を使用します。

保定期間は歯を移動させる装置を取り付けた期間と同じ年数(2年)が必要です。
リテーナを取り付けた後、6か月に一度チェックを行いますので、虫歯の心配もありません。

保定は歯の後戻りを防ぐとともに、新たな咬み合わせの狂いの予防にも役立っています。
ただし口で息をする、舌が大きいなど、歯の固定にはあまり好ましくないクセがある場合は、保定期間を延長させていただくこともあります。

いつまでも理想的な歯並びでいられるために、あともうひと頑張りしましょう!


2009年4月 5日 - 2009年4月11日 « トップへ » 2013年9月 1日 - 2013年9月 7日


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